ふはん...あれこれ

2021/04/10

1つ1つが・・・

1つ1つが・・・

 

『1つ1つが手作り』

最近は

よく耳にし、目でみるフレーズ。

 

生麩は

まさに生き物のような存在で

 

仕込みの日の温度やら湿度やらに

とても大きな影響を受ける。

 

なかなか思い通りに・・・とはいかない

ちょっと面倒な相手なのである。

 

だから

1つ1つを

本当に丁寧に扱ってあげないと

いけない。

 

作り上げる過程全ての中で

心底、気をつかいながら

仕上げていく。

 

仕込みは

何日も前から取り掛かり始める。

 

でも、実は仕事というものは

全てにおいて

そんなものなのかもしれない。

 

 私たちの仕事の結果は、

品の出来上がりに

即反映されてしまうから

 

どうしても

手が抜けないのだと

日々語り続けている

店主である。