立秋を過ぎ

少しずつ秋の気配を感じます

すっかり日が暮れるのも

早くなって来ました

そうなるとやっぱり恋しくなるのが 

生麩の入ったお料理

今年暑かった時には

棒棒鶏が流行っていた我が家

出かける前に

鶏肉やきゅうりなど下ごしらえをして

冷やしておく

帰宅時にはひんやり冷えて

美味しくいただけるのが嬉しかった

ネギを刻んで練りごまもたっぷり合わせ

ソースを作って

白ごま麩も一緒に盛り付ける

少し涼しくなってくると

恒例の揚げ浸し

暑くたって

涼しくたって

生麩はやっぱり欠かせない

日本に生まれてよかったなぁと

しみじみ

思う今日この頃です

感染爆発の厳しい状況が続く中

不自由な思いをされている方々も

少なくないと思います

あまりにも降り続く雨にも

本当に心が痛みます

でも　でも

いつか必ず

明ける日は来る・・・

そう信じて

今はじっと耐える日々

いつもと変わらない生活をそっと

いつもと変わらない心模様でそぉっと

 暗い気持ちに引きずられないようにそっと

続けていかれますように

皆さんと共に

挫けずにまいりたいと思います

 空を飛んでみたいと

誰もが１度は

考えたことがあるのだろうと思う

青い空と海とカモメ

本当によく似合うなぁと

夏が来るたびに思ってしまう

そんなカモメになれたなら

空を飛んで

会いたい人たちに

会いに行けるような気がしてしまう

この世にはもういない

大切な人にでも

会いに行けるような気がしてしまう

小学生の頃

祖父が亡くなり般若心経を覚えて

祖母と毎日のように唱えていた

もう今年もお盆の季節

ふまんじゅうのお供えも

準備しておこう

なんで？！なんで？

後で悔やんでも仕方がない

それを後悔と言うのですから・・・

夏が始まる少し前から

今年の夏は、皆さまに少しでも

元気を出して頂ければと

新しいメニューを考え

トライしてまいりました。

素材も決まり

デザインや名前も決まり

公表までもして

なのになのに・・・

最後の梱包という難関を突破できないまま

ここまで来てしまいました。

ナマモノであるということ

酷暑であること

わかっていたはずなのに。

公言したにも関わらず

後１歩、

皆さまにお出しするに至らなかった事を

ここにお詫び申し上げます。

またいつか

日の目をみることができますよう

努力していきたいと存じます。

ご迷惑をお掛け致しまして

誠に申し訳ございませんでした。 

まだまだ暑い日々が続きそうです。

皆さまも、心に身体に

くれぐれもお気をつけくださいませ。

なぜか気がつけば

求めてしまう美味しい出汁の香りと味

暑い日の朝には

特にそう...

だから、起き抜けにお湯を沸かして

出汁をとる

粗熱をとって

出かける間際に冷蔵庫へ

夕飯の頃までには

すっかり冷えたお出汁が

私の帰りを待っている

今夜は出汁で何を食べようか？

少しできた時間の

隙間にそんなことを考えながら

メニューを組み立ててみる

生麩とトマトと茄子を焼いて

お出汁にしっかり味を付け加えて

香り付けにごま油を一回し

枝豆をさやから外してパラパラ

すりごまをたっぷり入れて

焼き浸しにしてみたら 

ひんやり

美味しい一品になった